録音から配布まで、人が持つのは最初と最後の確認だけ
- 録音を始める出席者に伝えてから、スマホやICレコーダーで人
- 文字起こしをする精度は完璧でなくてよいツール
- 固有名詞を記号化する利用者はA様、職員は職員Aに置き換える人
- 議事録の下書きを作る議題、審議、決定、担当、期限の型に整えるAI
- 確認して確定し、配布する事実確認、記号を名前に戻す、共有と保存人
なぜ議事録こそAIに任せやすいのか
議事録づくりは、話し言葉を決まった型に流し込む作業です。①録音を文字にする、②雑談やくり返しを除いて要点を残す、③議題・審議内容・決定事項・担当・期限の型に整える。この3つはどれもAIが得意とする作業で、会議の中身そのものを変えずに済むため、現場で最も導入しやすい入り口になります。
一方で、議事録は言った言わないを確定させる記録でもあります。そのため、この記事の手順は一貫して、AIは下書きまで、確定は人という形にしています。
議事録は会議のたびに必ず発生する仕事なので、型を1回作れば毎回使えます。
録音から配布までの5ステップ
- 会議の冒頭で録音を始める:スマホやICレコーダーで足ります。録音することを出席者に伝えてから始める(あとで消す運用も決めておく)
- 文字起こしをする:スマホ・PCの音声文字起こし機能や文字起こしツールでテキスト化。精度は完璧でなくてよい(AIが整えるため)
- 固有名詞を記号化する:利用者はA様・B様、職員は職員A・Bに置き換えてからAIに渡す(安全な使い方を参照)
- AIで議事録の下書きを作る:下のプロンプトで「議題・審議・決定・担当・期限」の型に整形。あわせてやることリストも抽出
- 人が確認して確定し、配布・保存する:司会か記録係が事実を確認して修正し、記号を正しい名前に戻したうえで、出席者へ共有し、施設のルールに沿って保存
録音と文字起こしの精度は、追い込みすぎないようにします。多少の誤変換があっても、AIが文脈から整えます。人の時間は、書くことより確認することに使います。
法定委員会の議事録で押さえるポイント
虐待防止、身体拘束適正化、感染対策、事故防止(安全対策)など、福祉施設には運営基準にもとづいて開催・記録が求められる委員会があります。どの委員会が必要か・どの頻度かはサービス種別や改定によって異なるため、ここでは断定せず、自施設の運営基準と指定権者(自治体)の最新案内で確認してください。そのうえで、議事録として共通して押さえたいのは次の点です。
- 開催日時・出席者(職種)・欠席者が明記されているか
- 議題ごとに「審議した内容」と「決定した事項」が分けて書かれているか
- 決定事項に「誰が・いつまでに」(担当・期限)が付いているか
- 前回の決定事項のふり返り(実施状況)が記録されているか
- 欠席者を含む職員への周知方法と、保存場所・保存期間が決まっているか
AIに議事録を作らせるときも、この5点をそのまま出力の型として指定します。監査・実地指導では、開いたことに加えて、審議し、決定し、周知し、ふり返ったことまでが記録で確認されます。型に組み込んでおけば、毎回同じ項目が揃います。
委員会の議事録は、5つの欄がそろっていれば確認に耐える
委員会の議事録(5つの欄)
AIに頼むときも、この5つの欄をそのまま出力の型として指定します。
そのまま使えるプロンプト例
AIに渡すのは、①何の会議か ②出力の型 ③ルール(発言を創作しない等)④記号化した文字起こし、の4点です。議事録では特に、なかった発言を作らないという指示が効きます。
1. 職員会議の議事録
会議:◯月度 職員会議(60分)
文字起こし:〔ここに貼り付け〕」
2. 法定委員会(虐待防止・身体拘束適正化など)の議事録
委員会名:◯◯委員会
文字起こし:〔ここに貼り付け〕」
3. 決定事項とやることリストの抽出
議事録:〔ここに貼り付け〕」
4. 欠席者・全職員向けの周知文
議事録:〔ここに貼り付け〕」
5. ケース会議の記録(支援方針の整理)
文字起こし:〔ここに貼り付け〕」
個人情報の安全な使い方(3原則)
会議の録音・文字起こしには、利用者の氏名・心身の状態・家族の事情がそのまま入っています。議事録は、うっかり入力が起きやすい場面です。次の3原則を徹底してください。これは当社が日々の業務で守っているルールです。

- 氏名・事業所名などはそのまま入力しない(記号化=A様・職員B)。録音データそのものを外部サービスへ安易に上げない
- AIの議事録は下書き。本人・家族の意向は話された言葉のまま残す
- 最終判断は必ず人。確定・配布の前に出席者が事実確認する
あわせて、事業所として使うAIは入力を学習に使わない設定/法人向けプランを選ぶとより安心です。録音データの保存・削除ルールづくりも含め、無料相談でお手伝いします。
よくある失敗と対策
よくある質問
- AIが作った議事録をそのまま確定してよいですか?
- いいえ。下書きとして扱い、発言の趣旨・決定事項・数値が事実と合っているかを出席者が必ず確認・修正してから確定してください。特に法定委員会の議事録は監査・実地指導で確認される記録です。
- 会議の録音に利用者の名前が入っていても大丈夫ですか?
- 文字起こしをAIに渡す前に、A様・職員Bのように記号化してください。録音データそのものを外部のAIサービスへ安易にアップロードしない運用も大切です。
- どのくらい時間が短くなりますか?
- 会議の長さや運用によりますが、清書作業が確認・修正中心に変わるため大きく圧縮できます。
記録と申し送りは、投資判断のいちばん分かりやすい入口です。職員1人が1日15分を記録に取られているなら、20人規模で月100時間。そこが何割減るかが判断材料になります。
費用は開示しています。AI活用診断は0円、AI活用出前講座は半日110,000円(税込)で、顧問に進めば初月の顧問料に全額充当。継続のAI伴走顧問は GUIDE 月60,500円、BUILD 月110,000円、PARTNER 月220,000円(いずれも税込)です。記録・申し送りを面で軽くするならBUILDが基準線になります。
失敗する施設には共通点があります。全員に一斉導入する、記録のルールを決めずにツールだけ入れる、続ける担当を決めない。この3つを避けるだけで定着率が変わります。
理事会や法人本部への説明は、こう置くと通りやすいです。まず1部署2〜3名で1か月試し、削減できた時間を実測してから全体に広げる。初期費用0円で始められ、合わないと分かった時点で止められる。
会議のたびの議事録、施設の「型」ごといっしょに作ります
どの会議体から始めるか・委員会ごとの型づくり・録音データの安全な扱いまで、無料で整理します。お役立ち資料も公式LINEでお渡し中。
▶ 公式LINEで無料相談するご質問は メールでのお問い合わせ からどうぞ
毎月ご一緒する形は AI顧問のご案内(月60,500円から・税込)をご覧ください
半日の出前講座
御施設の記録や勤務表をそのまま画面に出して、職員の皆さまと一緒にAIを触ります
半日(3時間ほど)お伺いし、その日のうちに現場の仕事を1つ軽くすることを目標に進めます。1回 110,000円(税込・交通費込み)。伴走顧問に進まれた場合は、初月の顧問料に全額充当します。
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