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DECISION・経営判断 × AI

介護記録AIの費用対効果を、
施設長が3分で判断する方法

カテゴリ:経営・投資判断 × AI最終更新:2026-10-09著者:合同会社サン 代表 菅野 竜輔

費用を先に示します。当社の介護記録AI支援の費用は月5.5万円・10万円・20万円(税別。税込では60,500円・110,000円・220,000円)の3段階(入口の診断は0円)。この記事は、施設長・事務長が御施設の数字を2つ入れるだけで投資判断ができるように、費用の全体像・失敗するパターン・補助金・稟議での説明の仕方まで、判断材料を1ページにまとめたものです。

介護記録AIの費用対効果を、施設長が3分で判断する方法 の要点をまとめた図(合同会社サン 福祉DX お役立ちブログ)
この記事の全体像

判断に必要な数字は2つだけ。残りは失敗を外す設計の話

介護記録AIの投資判断
記録に消える人件費月間時間を人件費に換算する
AIの月額費用月5.5万円・10万円・20万円(税別。税込では60,500円・110,000円・220,000円)の3段階
失敗する3パターン契約より先に直すところ
補助金と制度一次情報で確かめる
個人情報の3原則記号化、下書き止まり、最終判断は人
記録に消えている人件費が月額費用を上回っていれば、投資として検討する土台があります。上回っていなければ、急ぐ理由はありません。

判断に必要な数字は2つだけ

介護記録AIの投資判断は、複雑な比較表がなくてもできます。必要な数字は①御施設で記録・書類に消えている月間時間(人件費換算)と②AIにかかる月額費用の2つだけです。①が②を上回っていれば、投資として検討する土台があります。上回っていなければ、急ぐ理由はありません。

当社の月額費用は5.5万円・10万円・20万円の3段階で固定です(後述の表で全額開示します)。つまり判断の残り半分は、御施設の①を出すことだけです。次の章の計算を、実際の数字でなぞってみてください。3分で終わります。

3分でできる費用対効果の計算

計算式は次の1本です。

3分でできる計算

職員数と時間と時給を掛けると、記録に消えている人件費が出る

記録に関わる職員数10人仮の数字です
1人あたりの月の時間月10時間1人1日30分、月20日勤務
時給換算額1,500円仮の数字です
記録に消えている人件費は月約15万円あくまで条件例です。御施設の実数で置き換えます
数字を自施設の実数に置き換えれば、そのまま判断の土台になります。
記録に関わる職員数 × 1人あたりの記録・書類時間(月) × 時給換算額 = 記録に消えている人件費(月)
  1. 記録・清書に使っている時間を拾う:介護記録の清書、申し送りの転記、モニタリングやケア記録の整理、会議録。1人1日30分なら、月20日勤務で月10時間です。
  2. 人数と時給換算を掛ける:たとえば職員10人が1日30分ずつなら月約100時間。時給1,500円換算なら月約15万円分の人件費が記録の清書に消えている計算になります(あくまで条件例です。御施設の実数で置き換えてください)。
  3. AIの月額費用と比べる:上の条件例なら、月10万円の伴走顧問で記録時間を3分の2ほど減らせれば、それだけで費用と釣り合う水準です。削減がそこまで届かなくても、残業削減・返戻や記載もれの減少・職員の定着といった副次効果が同じ側に乗ります。

この計算には前提が1つあります。削減幅は運用で決まります。同じツールでも、運用設計をせずに配れば削減はほぼゼロになります。後述の失敗する3パターンは、費用の検討と同じ重さで読んでください。

なぜ今か:人手不足と生産性向上の外圧

介護分野では、人材確保の難しさを背景に、国が介護現場の生産性向上を政策として推進しています。厚生労働省は介護分野における生産性向上ポータルサイトを設け、業務改善の手引きやテクノロジー導入の支援策を集約しています。都道府県ごとの導入支援(後述の補助金)も、この流れの中にあります。

一方で現場の実感としては、記録・書類は減らせない仕事として職員の残業と疲弊に直結しています。採用で人を増やすことが年々難しくなる以上、今いる職員の時間を書類から現場に戻すことが、施設長が打てる数少ない現実的な手になっています。

この記事は福祉DXピラー 「福祉事業者のためのDX・AI・LINE活用 完全ガイド」 のスポークです。現場での具体的な記録効率化の手順は 「介護記録をAIで効率化する具体手順」 にまとめています。

費用の全体像(当社の固定価格を全額開示)

費用を伏せたまま「まずはお問い合わせください」では、施設長は判断できません。当社(合同会社サン)の価格は以下で固定です。

サービス費用内容
AI活用診断0円御施設の業務を棚卸しし、AIで軽くできる業務と効果の見込みを1枚に整理
AI活用出前講座110,000円(税込。税込)半日で職員と一緒に実際のAI活用を体験。顧問契約に進む場合は初月の顧問料に全額充当
AI伴走顧問 GUIDE月5.5万円月次の伴走・質問対応。小規模事業所や、まず1業務から始めたい施設向け
AI伴走顧問 BUILD月10万円記録・書類の型づくりと運用定着まで当社が手を動かす。記録改善の本命プラン
AI伴走顧問 PARTNER月20万円法人単位の複数施設展開・職員研修・仕組み化まで含む上位プラン
LINE運用代行初期0〜10万円+月9,800〜39,800円家族連絡・見学予約・採用の自動化(記録改善とは別メニュー)

高額な専用システムの新規購入を前提にしません。多くの場合、いま御施設にあるパソコンと、月数千円程度からの汎用AIツールで始められる設計にします(ツール利用料は別途。構成により変わるため診断時に総額を提示します)。入口はAI活用診断0円です。診断だけで終えていただいて構いません。

効果の見立て(導入実績)

板橋区内の特別養護老人ホームでの導入実績があります。効果の数字を約束することはできません。御施設での見込み値は、診断の場で御施設の実数から一緒に出します。

導入して失敗する3パターンと、その避け方

売り込みの前に、先に失敗の話をします。介護のAI・ICT導入がうまくいかないケースは、ほぼこの3つに集約されます。当てはまるなら、契約より先にここを直すべきです。当社に限らず、どのベンダーと組む場合でも同じです。

導入して失敗する3パターン

失敗の原因は、ツールではなく現場と運用と測定の抜けにある

現場を置き去りにする

  • ツールを配ると仕事が増えたと受け取られ、紙との二重記録が始まる
  • 避け方は、現場のキーパーソンを検討段階から入れる

買って終わりにする

  • 3ヶ月後には誰も開かなくなる
  • 避け方は、誰が・いつ・どの業務で・どう使うかを先に決める

効果を測らない

  • 効果が出ていても稟議で説明できない
  • 避け方は、導入前に記録時間を1週間だけ測る
当てはまるなら、契約より先にここを直します。どのベンダーと組む場合でも同じです。
失敗1:現場を置き去りにしたトップダウン導入。経営判断だけで決めてツールを配ると、現場は「仕事が増えた」と受け取り、紙との二重記録が始まります。避け方は、現場のキーパーソンを検討段階から入れ、いちばん困っている業務から始めることです。効果を最初に体感するのが現場であれば、定着は進めやすくなります。
失敗2:ツールを買って終わり(運用設計がない)。導入費を払った瞬間が熱量のピークで、3ヶ月後には誰も開かなくなるパターンです。避け方は、「誰が・いつ・どの業務で・どう使うか」の運用ルールをツール選定より先に決めることです。当社の伴走顧問が提供しているのも、ツールよりこの運用設計と定着のほうです。
失敗3:効果測定をしないまま続ける(または止める)。導入前の時間を測っていないので、効果が出ていても稟議で説明できず、更新のたびに社内が揉めます。避け方は、導入前に記録時間の現状値を1週間だけ測っておくことです。この記事の3分計算がそのまま導入後の効果報告の型になります。

逆に言えば、この3つを外さない設計にすれば、介護記録AIは失敗しにくい投資です。失敗パターンの全体像は別記事 「福祉施設のAI導入が失敗する5つのパターンと、避け方」 で詳しく扱っています。

補助金と制度(一次情報つき)

費用の一部に補助金を絡められる場合があります。ただし補助率・上限額・対象は年度と自治体で変わるため、この記事では断定しません。必ず一次情報をご確認ください。

当社は、御施設が使える制度の洗い出しとスケジュール整理まで伴走します。申請書の作成・提出は提携行政書士が行います(当社は書類作成の代行はしません)。

個人情報と業法の線引き

介護記録は利用者の氏名・心身の状態というセンシティブな情報そのものです。施設として先に運用ルールを決めておけば、現場は安心して使えます。当社が自社の業務でも守っている3原則はこれです。

個人情報の3原則
  1. 利用者・職員の氏名や施設名はそのまま入力しない(記号化=利用者A・職員B)
  2. AIの出力は下書き止まり。記録として確定する前に必ず人が確認・修正する
  3. 最終判断は必ず人が行う。ケアの判断をAIに委ねない

あわせて、業法上の線引きも明確にしています。補助金の申請書の作成・提出は提携行政書士、処遇改善加算などの計画書・実績報告書は提携社労士・行政書士、法人の登記は司法書士が行います。当社が担うのは、AIの運用設計・下書きの型づくり・定着の伴走までです。この役割分担ごと、稟議書に書ける形でご提示します。

業法の線引き

申請書や計画書や登記は、当社でなく提携の専門家が行う

その書類は、誰が作るか
補助金の申請書提携行政書士作成と提出
処遇改善加算などの計画書・実績報告書提携社労士・行政書士
法人の登記司法書士
当社が担うのは、AIの運用設計、下書きの型づくり、定着の伴走までです。

御施設の記録の負担を、どこまで減らせるか。数字の見立てまで無料で出します。

▶ LINEで無料相談 メールで相談する

理事会・法人本部への説明の仕方

稟議や理事会でそのまま使える説明文を用意しました。金額と時間は御施設の実数に差し替えてください。

記録・書類業務の負担軽減のため、外部専門家によるAI活用支援の導入を提案します。現在、記録・書類関連に月約◯時間(人件費換算で月約◯円)を要しています。費用は無料診断の後、月額5.5万円から20万円の定額で、初期のシステム投資は行わず、既存のパソコンと汎用AIツールで開始します。個人情報は、氏名の記号化・AI出力は下書き止まり・最終確認は職員が行う、の3原則を運用規程として定めます。導入前に現状の記録時間を計測し、3ヶ月後に削減時間を数値で報告します。効果が確認できない場合は月単位で解約可能なため、初年度の最大リスクは月額費用の数ヶ月分に限定されます。なお支援元の合同会社サンは、板橋区内の特別養護老人ホームでの導入実績があります。

この説明文で押さえているのは次の3点です。①費用の上限が固定で読めること、②個人情報のルールを先に決めてあること、③効果を数値で報告する段取りが最初から組んであること。決裁側の不安はこの3点にほぼ集約されるので、先に答えた形で出します。

最初の一歩(1つだけ)

やることを1つだけに絞ります。今週、記録・書類に使っている時間を職員に1週間だけ記録してもらってください。様式は自由で、1日の終わりに「記録・清書・転記に使ったおおよその分数」をメモするだけで十分です。

最初の一歩

1週間の記録時間が、判断と稟議と効果測定の3つの土台になる

  1. 記録・清書・転記の分数を、1週間メモする様式は自由。1日の終わりにおおよその分数を書くだけ今週やること
  2. 費用対効果の計算の土台にする
  3. 稟議の現状値にする
  4. 導入後の効果測定の基準値にする
ツール選びも相見積もりも、数字が出てからで構いません。

この1週間の数字が、費用対効果の計算の土台になり、稟議の現状値になり、導入後の効果測定の基準値になります。ツール選びも相見積もりも、その後で構いません。数字が出たら、無料のAI活用診断にお持ちください。その場で見立てを1枚にします。

よくある質問

結局、総額でいくらかかりますか?
当社費用は診断0円、出前講座110,000円(税込・半日。初月顧問料に全額充当)、顧問が月60,500円・110,000円・220,000円(いずれも税込)の3段階です。別途、汎用AIツールの利用料(多くの場合月数千円程度から。構成によります)がかかります。総額は診断時に構成込みで提示し、後から積み増ししません。
小規模な事業所でも費用に見合いますか?
記録に関わる人数が少ないほど削減額も小さくなるので、まずこの記事の3分計算で確認してください。月額費用を下回るなら、GUIDE(月60,500円(税込))で1業務だけ改善する形か、導入自体を急がない判断が正解になることもあります。その判断も含めて診断でお伝えします。
職員がパソコンやAIに不慣れでも定着しますか?
不慣れな現場ほど、ツール配布型の導入は失敗します。当社は操作研修だけでなく、御施設の実際の記録様式に合わせた型(手順とひな形)を作ってから渡すので、職員は白紙からAIに向き合う必要がありません。定着までを顧問期間の仕事と定義しています。
既に記録ソフトを使っています。乗り換えが必要ですか?
いいえ。既存の記録ソフトはそのままで、その手前の下書き・整理・清書の工程をAIで軽くする設計から始めます。ソフトの入れ替えは、必要性が数字で確認できた場合にだけ検討します。
効果が出なかったらどうなりますか?
顧問契約は月単位で解約できます。導入前に測った記録時間と比べて効果を毎月数字で報告するので、「効果が出ているのか分からないまま払い続ける」状態にはなりません。

記録の負担を、どこまで減らせるか無料で見立てます

御施設の実数から、削減時間と費用対効果の見込みを1枚に整理します(AI活用診断0円)。稟議に使える形でお渡しします。

▶ 公式LINEで無料相談する

ご質問は メールでのお問い合わせ からどうぞ

毎月ご一緒する形は AI顧問のご案内(月60,500円から・税込)をご覧ください

合同会社サン / 福祉 × AI・DX / 全国オンライン対応

半日の出前講座

御施設の記録や勤務表をそのまま画面に出して、職員の皆さまと一緒にAIを触ります

半日(3時間ほど)お伺いし、その日のうちに現場の仕事を1つ軽くすることを目標に進めます。1回 110,000円(税込・交通費込み)。伴走顧問に進まれた場合は、初月の顧問料に全額充当します。

出前講座の流れと申し込みを見る
菅
菅野 竜輔(かんの りゅうすけ)/ 合同会社サン 代表社員 | 運営者情報・実績
介護職、施設長、ケアマネジャー、地域包括支援センター、生活困窮者支援を経験。現在は社会福祉法人と福祉事業者向けに、生成AIの導入と定着の伴走をしています。板橋区内の特別養護老人ホームでの導入実績あり。埼玉県所沢市・首都圏対応。
お問い合わせ:公式LINE・info@sun-shien.com